川崎Fと準決勝で対戦するアル・ナスル 東地区最後の砦となったチームに指揮官「この舞台にふさわしいチーム」

アル・ナスルを指揮するステファノ・ピオリ監督 photo/Getty Images

「全力を尽くす準備ができている」

アル・ナスルの指揮官ステファノ・ピオリ監督が、現地時間30日に行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝、川崎フロンターレ戦に向けて意気込みを語った。

準々決勝では横浜F・マリノスを4−1で下して準決勝進出を果たしたアル・ナスル。同じくカタールのアル・サッドを延長戦の末に倒して準決勝へ進出した川崎Fとの対戦を前に、元ACミランなどで指揮を執ったイタリア人監督は前日会見にて、「これは非常に重要な準決勝だ。チームは万全の準備を整え勝利に全力を注いでいる。ワクワクしているし、全力を尽くす準備ができている」と意気込んだ。対戦する川崎Fについて「対戦相手のことはビデオ分析でよく分かっている。彼らは組織的でスピードがあり、この舞台にふさわしいチームだ。しかしそれは私たちも同様だ」と分析していた。

アル・ナスルは過去2度のACL準決勝に進出し、今回で3度目となる。チームにはクリスティアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョン・デュランの強力3トップが揃い、マリノス戦でMOMに輝いたマルセロ・ブロゾビッチなどヨーロッパで活躍した選手等が多く所属。選手個々の能力を最大限に活かした戦術でここまで大会を勝ち抜いている。アル・ナスルは中3日で準決勝を迎えるが、川崎Fは中2日、しかも延長戦を戦っているためコンディション面でもだいぶ有利な状態で試合に臨める。

準々決勝後の会見ではパフォーマンスがますます良くなっていると語っていたピオリ監督。「私たちのパフォーマンスは向上し続けており、サウジアラビアチームの強さを反映して、最高のコンディションを維持するために懸命に取り組んでいる。トレーニング中にメンバーを確定し、勝利のために全力を尽くす」と語った。


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