[ハットトリックプロダクト 189]ソニー WF-1000XM4

 リモートワークで通勤通学が減った一方、オンライン会議など新たに必要な場面も増えているイヤホン。すでに使ったことがある人ならわかると思うが、完全ワイヤレスイヤホンの使いやすさは抜群。かつては有線よりも音質が劣るという話もあったものの、イヤホンをしたまま歩き回れる利便性には代えがたい。そんな魅力が浸透する中、アップルと双璧をなすモデルとして人気の、ソニーによる完全ワイヤレスイヤホンが2年ぶりのフルモデルチェンジ。6/25より「WF-1000XM4」が発売される。

 すべての面で性能が飛躍的にアップしているが、簡単に言えばノイズキャンセリング機能と音質が大幅に向上。また、ワイヤレスでもハイレゾが楽しめるLDACにも対応している。これはかなりすごい。また、AI技術を活用した技術「DSEEExtream」により、再生中の楽曲タイプをAIが判別し、楽曲が本来持っている高音域のスペクトルを忠実に復元してくれる。地味にユニークなのは、「Headphones Connect」アプリを使えば、イヤホンが正しく装着できているかの測定や、おすすめイヤーピースのサイズ測定も可能な点。ケースも従来モデルより約40%、イヤホン本体も10%小型化し、IPX4相当の防滴性能を装備するなど全方位に進化した。

 ということで、①業界最高クラスのノイズキャンセル&圧倒的な音質が楽しめ②ハイレゾ音源にも対応③小型化や通話性能など細部の使い勝手の良さがさらに充実。そんなハットトリックプロダクトなのです。


文/富山英三郎

『WF-1000XM4』
ドライバーユニット:ダイナミック型6mm。
バッテリー:本体約8時間(ノイキャンON時)、
ケース充電約16時間(ノイキャンON時)。コーデック:SBC、
AAC、LDAC(DSEE EX、360 Reality Audio対応)
¥33,000(メーカー直販価格)
問ソニーストア TEL0120-55-1174

※電子マガジンtheWORLD258号、6月15日配信の記事より転載

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